コンセントを増やしたい
「家電製品が増えてきたので、室内にコンセントの差し込み口を増やしたい。」「自動車の洗車や庭木の手入れのために屋外コンセントが欲しい」コンセントを増やしてほしいというリクエストも近頃多くなりました。配線を壁の外にすかどうかがポイントになります。
配線を通すのは壁の外側?内側?
私たちも基本は「配線は隠したい」
工事をする側の本音を言えば、私たちも可能な限り配線は隠したいと思っています。そのつもりで御自宅の様子を見せていただき、ご希望の場所までの配線を検討しますが、
壁や天井などの都合でどうしても難しい場合のみ、露出配線を選択します。このときも可能な限り露出配線を目立たないように考えます。部屋の内装に合わせ、目立たないケーブル、モールカバーを選択し。ご希望の場所までの配線を行わせていただきます
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ブレーカーが頻繁に落ちるなら電力会社にもご相談
コンセントを増やし、利用できる家電製品が増えたとしても、許容電力を超えてブレーカーが落ちてしまっては元も子もありません。頻繁にブレーカーが落ちるようでしたら、ご自宅の契約電流が足りていない可能性があります。通常のご家庭なら20Aか30Aの契約ですので、それに+10Aを上乗せした契約変更をお勧めします。
中部電力とご契約の方は下記のページを参考の上、一度片岡建築までご連絡ください。
http://goo.gl/cp4XAU
申請に必要な手続き、諸注意などをアドバイスできると思います。
コンセントの増やすにあたり、差し込み口を取り付ける工事そのものはそれほど難しくはありません。問題になるのは、配線をどうするかです。
壁や天井の内側を通す「隠蔽配線」は見た目もすっきりしますが、手間と費用を要します。
壁や天井の外側に配線を這わせる「露出配線」はモールカバーが目につきますが、手間と費用を抑えることが出来ます。
「このあたりにコンセントがあると便利だね」
とある程度、ご希望の場所を決められたら、そこから玄関の配電盤までの経路を想像してみてください。
なお、隠蔽配線、露出配線では使用されるコンセントの形状も異なります。